【婚活疲れた30代・40代へ】やめたくなる前に見直す3つの視点
【婚活に疲れた30代・40代へ】もうやめたい…と思った時の正しい向き合い方
婚活を続けていく中で、ふと「もう疲れた…」「このまま続けて意味があるのだろうか」と感じたことはありませんか?
どれだけ前向きな気持ちで始めたとしても、思うように結果が出ない期間が続けば、自信をなくしてしまったり、自分を責めたくなる瞬間があるのは自然なことです。
私たち日本官婚推進協会にも、そういったお悩みを抱えた方から、婚活パーティー後やオンライン婚活相談にて日々ご相談をいただいております。
その中で常に感じるのは、「婚活疲れを起こしているにも関わらず、もやもやを抱えたまま活動を続けてしまっている方」、そして「どんな結婚生活やお相手を求めているのかが曖昧なまま、“良い人がいない”とおっしゃる方」が非常に多いということです。
こうした状態で活動を続けていても、心と行動がちぐはぐになり、結果的にさらに疲れてしまうことも少なくありません。
だからこそ、いったん立ち止まって“今の自分”を見直すことがとても大切なのです。
── 婚活疲れがもっと酷くなる前に、見直してほしい3つの視点 ──
このブログでは、婚活疲れに陥ったときにまず見つめ直してほしい3つの視点をご紹介します。
あなたのペースで、無理なく、自分らしく。
そんな婚活をもう一度取り戻すヒントになれば幸いです。
「婚活疲れ」は誰にでも起きる。まずは自分を責めないで

婚活に真剣に向き合っている人ほど、ある日ふと心が折れそうになる瞬間が訪れます。
何度もお見合いに挑戦し、プロフィールを見直し、イベントにも参加しているのに、思うようなご縁に出会えない。
そうした日々が続けば、誰でも「自分に問題があるのでは?」と悩み始めてしまうのも無理はありません。
特に30代半ばから40代にかけては、ご自身の希望と現実とのギャップを目の当たりにし、余計そう思ってしまうかもしれません。
でもまずお伝えしたいのは、「婚活疲れ」は特別なことではないということ。
私たちのもとにご相談に来られる方の中でも、「もうどうしたら良いのか、分からなくなってしまっている」「自分じゃ解決できないので、話を聞いてもらっただけでも気持ちが軽くなった」と、そうお話される方も少なくありません。
婚活は、人生の大切な選択を見つめる“内面との対話”でもあります。
一人で抱えていると、気づかないうちに心のエネルギーが削られてしまうものです。
だからこそ、まずは「今、疲れている自分」を否定しないこと。
うまくいかない時があるのは当然ですし、そこで一度立ち止まることは“後退”ではなく、“調整”の時間でもあります。
婚活はマラソンのようなもの。大切なのは、自分のリズムを取り戻すことです。
やめる前に見直してほしい3つの視点

① 今の婚活スタイル、あなたに本当に合っていますか?
婚活がうまくいかないと感じているとき、まず最初に見直してほしいのが「今の活動方法が自分に合っているかどうか」です。
例えば、マッチングアプリでは多くの人と手軽に出会えますが、「やりとりが続かない」「会ってみたら印象が違った」といった疲労感を抱えている方も少なくありません。
また、婚活パーティーも気軽に参加できる一方で、「何度参加しても結果が出ない」「話せたけれど先に進まない」という声もよくいただきます。
実は、婚活疲れを起こしている人の中には、「スタイルが合っていないのに、惰性で続けてしまっている」方が多いのです。
### 実際のエピソードから:環境を変えたことで変わった一人の会員様###
去年、私が担当していた20代男性の会員様がいらっしゃいました。
彼は元々、協会の婚活パーティーに参加されていましたが、なかなかマッチングには至らず、参加と帰宅を繰り返していました。
ある日、会場を後にしようとしていた彼を呼び止め、「一度、一緒に原因を考えてみないか」と声をかけたのが始まりでした。
お話を伺ううちに、彼が抱えていたのは以下のような悩みでした:
– これまで交際経験がなかった
– 婚活パーティーで会話が続かず、自信を持てなかった
– どのような服装が良いのか分からず、普段の仕事用スーツで参加していた
そこで「このまま一人で繰り返すより、二人三脚で活動した方が結果が出るのでは」と提案し、結婚相談所での活動をスタートされました。
その後1年間、
– 会話力やデートでの振る舞いを学び、
– 服装も買い物同行で一緒に整え、
– 将来のパートナー像を一緒に考え直しながら、
着実に歩みを進めていきました。
最終的に、年上の素敵な女性と巡り合い、ご成婚退会されたときの笑顔は今でも忘れられません。
おそらく、相談所での活動を選ばなければ、仮にマッチングできたとしても、その後の交際で壁にぶつかっていたかもしれません。
このように、手ごたえのある結果を得られないまま、同じ環境を続けていると、気づかぬうちに心と行動のズレが大きくなってしまいます。
現状維持を続けることが、“悪化”に繋がることもあるのです。
自分に合った活動方法を見つけよう
婚活には大きく分けて、
– 自分で探す「アプリ型」
– 出会いの場を重ねる「イベント型」
– 専門家が伴走する「相談所型」
といった方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、”自分の性格・生活環境・結婚に対する本気度”によって「合う/合わない」は大きく異なります。
「このやり方で、本当に前に進めている実感があるか?」
「この方法で1年後、自分は結婚に近づいていそうか?」
今一度、ご自身に問いかけてみてください。
やみくもに続けるのではなく、「合う方法に切り替えること」こそが、婚活疲れを防ぐ第一歩になるかもしれません。
②「結婚したい理由」を言葉にできていますか?

婚活に疲れてしまう背景には、「そもそもなぜ結婚したいのか」がぼんやりしたまま活動している、というケースが少なくありません。
たとえば、
「周囲が結婚しているから自分もそろそろ…」
「親に言われて意識し始めた」
「年齢的に、焦りがある」
という理由も、きっかけとしては決して悪くありません。
しかし、こうした外的な要因だけで婚活を続けていると、
うまくいかない時に心が折れやすくなったり、「本当にこの人でいいのか?」と迷いがちになったりします。
“結婚したい理由”は、活動の軸になる
「どんな人と、どんな日常を送りたいか」
「一人ではなく、誰かと一緒に築きたい未来があるか」
そこを自分なりの言葉で語れるようになると、婚活そのものが“自分の人生に必要なプロセス”として見えてきます。
逆に、ここがあいまいなままだと、
相手を見極める軸が持てない
比較に疲れてしまう
活動の意味が分からなくなる
といった“目的の迷子状態”に陥ってしまいやすいのです。
※※※ 実際の相談例より※※※
これは、昨年ご成婚退会された女性会員様の例になります。
彼女も、以前は協会の婚活パーティーにご参加いただいていました。
とても素敵な方で、毎回多くの男性からご指名をいただいていたのですが、ご本人は誰の番号も書かずに帰ってしまう──そんな状況が何度も続いていました。
何度か会話を重ねる中で、「一度ちゃんと相談してみたい」とのお声をいただき、個別にお話を伺ってみると、
「自分でもなぜ指名できないのか、よく分からない」と率直にお話くださいました。
ご年齢も40歳がそろそろ見えてきた時期で、「このままではまずい」と感じられていたこともあり、結婚相談所での活動をご提案。
その後、協会にご入会いただき、本格的に婚活を始めることになりました。
初回面談では、パーティーで指名できなかった背景に向き合うべく、これまでの人生を振り返り、これからの未来をどのように描いているのかを一緒に整理しました。
その中で分かってきたのは、以下のような想いでした。
– 過去に海外で生活していた経験があること
– その海外生活が外的な事情で中断されてしまったこと
– もう一度、海外での生活を実現したいという気持ちをずっと持っていたこと
彼女がパーティーで誰も指名できなかったのは、無意識のうちに「海外生活をともに叶えられる相手」を探していたものの、 条件に見合う方がいなかったために、気持ちが前に進まなかったからでした。
原因が明確になった彼女は、すぐにプロフィールを見直し、お見合い相手の条件も調整。
そこからわずか5カ月で、海外生活をしている男性とお見合いが成立し、スムーズに交際後、そのままご成婚退会されていきました。
この例は一見、珍しいケースに思えるかもしれません。
しかし実際には、
「どんな結婚生活をしたいのか」
「そのためにはどんな相手なら実現できるのか」
その軸が言葉として整理されることで、婚活そのものがスムーズになることは決して少なくありません。
<自分に問いかけてみてください>

「なぜ結婚したいと思ったのか?」
「理想の相手」ではなく、「理想の関係性」とは何か?
「誰かと一緒に過ごす人生」に、どんな意味を見出しているか?
言葉にできると、迷いが減ります。
自分に正直な気持ちと向き合うことが、婚活疲れを軽くする大切なステップです。
③ 一人で抱え込んでいないか?

婚活に疲れを感じている方の多くが、「頑張っているのにうまくいかない」「でも誰にも相談できない」と、一人で抱え込んでしまっている傾向があります。
最初は軽い気持ちで始めた婚活も、うまくいかない時間が続くと、「自分だけが取り残されているような気がする」「誰にもこの気持ちを分かってもらえない」と、孤独感が強くなってしまうことも少なくありません。
婚活は“自分との対話”だけでなく、“誰かと進める”ことも必要
一人で考え続けると、悩みがグルグルと堂々巡りになってしまいがちです。
特に婚活は、気軽に友人や家族に相談しづらい内容も多く、気がつけば心の中にたくさんの“答えのない疑問”をため込んでしまっていることもあります。
そんな時こそ、誰かに話してみるだけで、気持ちが整理され、視点が変わることもあるのです。
※※※相談をきっかけに一歩踏み出した方の声 ※※※
以前ご相談いただいた30代半ばの男性は、マッチングアプリや婚活パーティーに積極的に参加していたものの、マッチングしてもまったく続かない…という悩みを長く抱えていました。
ご本人は「女性に対して不信になってしまいました…」や、「もう僕じゃ無理なのでしょうか?」と、半ば諦めかけていたほどです。
実際にお話を伺っていく中で、
– LINEでのやり取りがデート調整の報告だけで、事務的な内容に終始していた
– 結婚を強く意識しすぎていたため、無神経な質問をしてしまうなど、お相手への配慮が欠けていた
– 女性の気持ちが高まっていくために、どんなステップを踏むべきか、まったく考えていなかった
といった課題が、少しずつ見えてきました。
そこから協会会員として入会し、一緒に活動を見直していく中で、自然体で接することのできる女性と出会い、現在は真剣交際へと進んでいます。
もちろん、結果だけを見ると簡単に見えるかもしれません。
けれど、彼がその結果にたどり着くまでには、婚活の途中で何度もトライ&エラーを繰り返しながら、自分を少しずつ変えていく努力がありました。
彼が勇気を持って私たちに相談してくださったこと。
それが大きな転機となり、今は将来を共に考える方とのご縁につながっています。
この“ひとつの勇気”が、時に人生を変えるほどの結果へとつながっていくのだと、私たちは感じています。
一人で抱えず、時には“頼る”ことも婚活の力になる
婚活に限らず、「誰かに話す」ことで気づけること、「一緒に考える」ことで前に進めることはたくさんあります。
疲れを感じた時こそ、ちょっと誰かに話してみる。
その“ひと声”が、思っている以上に心を軽くしてくれることもあります。
私たちも、パーティー後の一言相談やLINEでの「ちょこっと婚活」など、気軽に相談できる場を用意しています。
“話すことで整う”ことも、婚活にとって大切な一歩。
一人で頑張りすぎない婚活を、ぜひ意識してみてください。
まとめ|“疲れた今”こそ、自分を見直すチャンス
婚活が思うように進まず、「もうやめようかな…」と感じることは、誰にでも起こり得る自然なことです。
でもその“疲れ”は、あなたが一生懸命に向き合ってきた証でもあります。
婚活をやみくもに続けるのではなく、
- 今の婚活スタイルが自分に合っているか
- なぜ結婚したいのかが自分の中で言葉になっているか
- 一人で抱え込まず、誰かと一緒に歩めているか
この3つの視点を見直していくことが、次のステップへ進むための確かなヒントになります。
そしてもし、ひとりで考えるのが難しいと感じたら、ぜひ誰かに話してみてください。
私たち日本官婚推進協会では、婚活パーティー後の婚活相談や、お問合せフォームからの「オンライン婚活相談」など、気軽に相談できる場を設けています。
婚活は、結果だけを追い求めるものではありません。
自分を知り、整え、相手と向き合っていく“人生のプロセス”でもあります。
あなたが、あなたらしい婚活を取り戻せるように──
私たちも、伴走者としてそっと寄り添いながら応援しています。
「婚活に疲れた…でもどうしたらいいかわからない」そんな方へ!
婚活のやり方を少し見直すだけで、結果が大きく変わるかもしれません。
「婚活がうまくいかない理由」を一緒に探して、最適な方法を見つけましょう!